加茂村 (岡山県御津郡)
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かもそん 加茂村 | |
---|---|
廃止日 | 1932年4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 加茂村、福山村、吉備郡菅谷村 → 津賀村 |
現在の自治体 | 加賀郡吉備中央町 |
廃止時点のデータ | |
国 |
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地方 |
中国地方、山陽地方 中国・四国地方 |
都道府県 | 岡山県 |
郡 | 御津郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
1,397人 (『角川日本地名大辞典 33 岡山県』342頁、1920年) |
隣接自治体 | 福山村、円城村、上建部村、宇甘西村、吉備郡福谷村・菅谷村 |
加茂村役場 | |
所在地 | 岡山県御津郡加茂村大字下加茂 |
ウィキプロジェクト |
加茂村(かも[1][2]そん)は、岡山県御津郡にあった村。現在の加賀郡吉備中央町の一部にあたる。
地理
旭川支流・宇甘川、その支流・加茂川流域に位置していた[2]。
歴史
- 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、津高郡広面村、上賀茂村、下賀茂村が合併して村制施行し、加茂村が発足[1][2]。広面、上加茂、下加茂の3大字を編成[2]。
- 1900年(明治33年)4月1日、郡の統合により御津郡に所属[1][2]。
- 1922年(大正11年)上加茂の小作人が加茂村小作組合を結成し小作争議が発生し、1923年(大正12年)地主側は上加茂地主組合を結成し、話し合いの結果、同年限り小作料を減額することで決着した[2]。
- 1932年(昭和7年)4月1日、御津郡福山村、吉備郡菅谷村と合併し御津郡津賀村を新設して廃止された[1][2]。合併後、津賀村大字広面・上加茂・下加茂となる[2]。
地名の由来
加茂の旧称を襲用した[2]。
産業
- 農業[2]
交通
乗合自動車
- 1922年(大正11年)金川 - 加茂間、加茂 - 高梁間に定期乗合自動車開通[2]。
教育
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 33 岡山県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 加茂村_(岡山県御津郡)のページへのリンク