劇団河とは? わかりやすく解説

劇団河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 13:23 UTC 版)

劇団河(げきだんかわ)は、東京都新宿区信濃町にある声優事務所プロダクション河表記もある[1]。本項では、前身の河の会に関しても記載する。

概要

1960年、NHKが主催していたタレント養成所の卒業生で結成された劇団三十人会を前身とし、千葉順二らによって河の会が結成[2]

当初は演劇集団で舞台活動が多かったが、次第に吹き替えなど声の仕事が増えたことで、1965年頃には実質的に声優事務所のような存在となっていた[2]。そのため、当時声優として著名な人物は河の会所属が多かったという[3]

1975年頃、所属する愛川欽也が個人事務所を立ち上げたり、納谷六朗らが江崎プロダクション(現:マウスプロモーション)へ移籍し、その後しばらくして解散。在籍していた一部メンバーで劇団河を結成した[4]

事務所は、慶應義塾大学信濃町キャンパスの近隣にある。

所属俳優

かつて所属していた俳優

※「河の会」時代も含む。

キャスティング協力作品

出典

  1. ^ 『週刊平凡』1979年4月号
  2. ^ a b “Fine days nice chatter ~”戦艦ヤマト”で浮上した声優界のトップスター~ 富山敬”. フェアレディ (学研) (1980年3月号): 84–92. (1980). 
  3. ^ 『マッハGoGoGo』放送開始40周年記念企画 - 主人公・三船剛を演じた声優の森功至氏 (3) 先輩たちが僕の人生に大きな影響を与えてくれた”. マイナビニュース. 2022年9月19日閲覧。
  4. ^ 松田咲実『声優白書』オークラ出版、2000年、p.22
  5. ^ a b c d e f g h i 松田咲實「座談会 PART 2」『声優白書』オークラ出版、2000年3月1日、252 - 258頁。ISBN 4-87278-564-9 
  6. ^ a b c d 『声優事典』(第2版)キネマ旬報社、1996年、83 - 84、381、429頁。ISBN 4-87376-160-3 
  7. ^ a b 日本放送年鑑'70』岩崎放送出版社、1970年、597、738頁。 
  8. ^ 『出演者名簿(昭和50年版)』著作権情報センター、1975年、483頁。 




固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から劇団河を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から劇団河を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から劇団河を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「劇団河」の関連用語

劇団河のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



劇団河のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの劇団河 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS