割り込みハンドラとスケジューラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 15:59 UTC 版)
「リアルタイムオペレーティングシステム」の記事における「割り込みハンドラとスケジューラ」の解説
割り込みハンドラは最高優先度のタスクもブロックして動作する。また、RTOSはスレッド待ち時間を可能な限り最小化しなければならないので、割り込みハンドラの処理は可能な限り最小限にされている。割り込みハンドラは対応するハードウェアとのやりとりを可能な限り後回しにする。一般に必要な処理として割り込みの受信確認 (acknowledge) か割り込みのディセーブル(割り込みハンドラから戻るまでに再度割り込まれないようにする)がある。割り込みハンドラは低優先度ですべき処理をキューに入れる(デバイスドライバタスクを実行可能にする)。スケジューラには割り込みハンドラから任意のタスクを実行可能状態にする機能が備わっていることが多い。
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