剣林処(けんりんしょ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:49 UTC 版)
「十六小地獄」の記事における「剣林処(けんりんしょ)」の解説
荒野を旅する人をだまして泥酔させ、持ち物や命を奪った者が落ちる。燃え盛る石の雨、沸騰した血と銅汁と白蝋の河がある中で、獄卒に刀や殻竿で打たれる。「剣樹地獄」(けんじゅじごく)とも。地獄の広さは500由旬で、暴風によって剣になっている木の葉が飛び、罪人の手足・体を切り裂く(「長阿含経」(一九・世記経・地獄品)、「正法念経」八など)。
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