前駆症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 16:14 UTC 版)
有棘細胞癌にはさまざまな前癌病変や前駆症が知られている。有棘細胞癌を生じやすい母地としては熱傷瘢痕、尋常性狼瘡、褥瘡、慢性放射線皮膚炎などが、前癌病変や早期病変としてはボーエン病 (Bowen病)、光線角化症、白板症、放射線角化症などが、有棘細胞癌を生じやすい全身状態としては色素性乾皮症、後天性免疫不全症候群、慢性砒素中毒などがある。 有棘細胞癌の表皮内癌(上皮内癌)をボーエン病 (Bowen病)という。自覚症状に乏しく疼痛も伴わないのが特徴である。
※この「前駆症」の解説は、「有棘細胞癌」の解説の一部です。
「前駆症」を含む「有棘細胞癌」の記事については、「有棘細胞癌」の概要を参照ください。
- 前駆症のページへのリンク