刑事 (2000年のテレビドラマ)
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刑事(けいじ)は、2000年12月8日に、日本テレビ系列の金曜特別ロードショー枠で放送された単発スペシャルのテレビドラマである。
概要
犯人射殺以来拳銃を撃てなくなったベテラン刑事と、配属されたばかりの新人刑事がコンビを組むことに。そんな折、若い女性ばかりを狙った連続射殺事件が発生。二人は衝突しながらも捜査に奔走する。
『七曲署捜査一係』のチームによって、「舘ひろしの新しい刑事ドラマを創る」という志で作られている。ホームドラマの要素を加え、スーパーマンではない刑事という新境地に挑んでいる。
「1億人の心を掴む男 21世紀の石原裕次郎を探せ!」オーディションで、特別賞・石原まき子賞を受賞した宮下裕治のデビュー作である。役名の「北原」は、受賞した石原まき子賞の提案者である、石原まき子の日活時代の芸名「北原三枝」から貰ったものであると思われる[誰によって?]。
高倉健が主演したテレビドラマ『刑事 蛇に横切られる』のリメイク版として2014年3月26日にテレビ東京系列で放送された同字タイトル『刑事』[1]とは無関係であるが、主人公のベテラン刑事がトラウマを抱えているなど、幾つか共通点もある。
キャスト
- 伊庭英一(角筈署捜査課刑事):舘ひろし
- 階級は警部。犯罪者にも被害者にも容赦ない姿勢が捜査のスタイル。犯人を射殺した過去を持ち、そのトラウマを抱えている。
- 北原裕(角筈署捜査課刑事):宮下裕治
- 捜査課に配属されたばかりの新人刑事。父は警視庁刑事部長だったものの、撃たれて殉職している。生前の父から英一の評判を聞くも、違いに戸惑っている。
- 鴻上尚之(角筈署捜査課長):細川俊之
- 野田秀明(角筈署捜査課刑事):嶋大輔
- 山下千浩(角筈署捜査課刑事):国分佐智子
- 通りがかりの援助交際女子高生:大谷みつほ
- 八神光司(連続射殺事件の犯人):黒田勇樹
- 八神光司の母:東山明美
- 第1被害者(石田):秋月リエ
- 第1被害者(石田)の父:森下哲夫
- 八神家の近所のクリーニング屋の店番:長谷部香苗
- 伊庭朋奈(英一の娘):黒川芽以
- 伊庭佳代(英一の妹・精神科医):秋吉久美子
- コンビニ強盗犯人:根本博成
- (役柄不明):一柳みる
ほか
スタッフ
- 制作:伊藤和明
- 企画:岡田晋吉、梅浦洋一
- プロデューサー:大塚恭司、瀬古隆司、阿部真一郎
- 監督:長谷部安春
- 脚本:森岡利行
- 音楽:小宮氷十三
- 技斗:高瀬将嗣
- カースタント:カースタントTA・KA
- ガンエフェクト:BIGSHOT
- 現像・テレシネ:東京現像所
- ビデオ編集・MA:映広
- スタジオ:東宝スタジオ
- 制作協力:東京映画新社
- 企画制作:日本テレビ、中京テレビ、VAP
- 製作著作:日本テレビ、中京テレビ
脚注
- ^ 読みは当作が「デカ」、リメイク版が「けいじ」と異なる。
「刑事 (2000年のテレビドラマ)」の例文・使い方・用例・文例
- 刑事はその男が有罪だという確たる証拠を握った
- 刑事事件
- 刑事事件の被告は有罪が立証されるまでは無罪である
- 刑事犯罪
- 刑事と間違えられた
- 刑事裁判
- 主要人物の一人は疲れた様子の刑事だ。
- 20年刑事として働き、彼は退職後の生活を夢見ていた。
- 刑事被告人が金銭的理由で弁護士を雇うことができない場合、国選弁護を利用することができる。
- 略式請求は、長い時間がかかる刑事裁判において認められている。
- 刑事事件を解決する
- 彼が刑事になったことは少しも不思議でない。
- 私は刑事から事情徴収を受けた。
- 彼は優秀な刑事を演じています。
- 刑事から事情徴収を受けた。
- 彼が刑事になった事は少しも不思議でない。
- しかし、その貸金庫に預けているものを狙った男達に、ハナを誘拐されてしまう。その誘拐犯達とは、実は刑事だった。
- 彼は刑事だ。
- 二人の刑事が容疑者をつけた。
- 男は刑事に銃を向けた。
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