刀装・柄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 07:02 UTC 版)
「毛抜形太刀 (重要文化財工第1354号)」の記事における「刀装・柄」の解説
柄部分 鞘の足金物 毛抜形太刀の特徴でもある柄部分は、鉄地に銀装され、毛抜形の透かしの周囲にリンドウの唐草文様が浮き彫りになっている。また上下に銀覆輪が施され兜金と縁金でこれが固定され、柄頭の鵐目(しとどめ)から菖蒲革の手貫緒が垂れる。鍔部分は四つ葉形で内を透かし彫りされており、切羽(せっぱ)は2枚、鎺(はばき)には身を抜いて一小孔が穿たれており、いずれの金具も銀装で拵えている。現在の鞘は白木で麻布につつまれているが、集古十種編纂当時は錦包であったとされる。帯取足金物の二の足と責金物一個は当時のまま、一の足、七つ金、渡巻柄の露金物は室町時代に補填されたものである。
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