毛抜形太刀 (重要文化財工第1354号)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 03:14 UTC 版)
毛抜形太刀(けぬきがたたち、けぬきがたのたち)は、三重県伊勢市の宗教法人神宮(伊勢神宮)が所有する太刀。毛抜形太刀は、平安時代頃に古代の大刀が後の日本刀へ移行する過渡期に製作された様式の太刀であり、現存数も少ないが、本太刀は備品等が完備された貴重な遺例である。国の重要文化財に指定されている[1][2](指定書・台帳番号は工第1354号[要出典])。なお指定当時の名称は毛拔形太刀であるが、1981年(昭和56年)10月1日の常用漢字の告示に伴い「抜」の字に読み替えて使用される。
- ^ 昭和24年5月30日文部省告示第149号
- ^ a b c 文化庁 2000, p. 93.
- ^ a b 『みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財/情報データベース/毛抜形太刀』三重県教育委員会ホームページ
- ^ a b c d e f 『神宮の博物館-展示作品一覧』神宮の博物館ホームページ
- ^ 松平定信編『集古十種刀剣之部』郁文舎出版、1903年-1905年
- ^ a b c d e f g h i j k l 神宮徴古館農業館編『神宮徴古館陳列品図録』神宮徴古館農業館出版、1941年、23-24頁
- ^ 小川[琢]治「刀劔の地理的硏究」『地球』第3巻第2号、地球學團、1925年2月、266頁、CRID 1050282810760016256、hdl:2433/182826。
- 1 毛抜形太刀 (重要文化財工第1354号)とは
- 2 毛抜形太刀 (重要文化財工第1354号)の概要
- 3 特徴
- 4 伝来
- 5 脚注
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