写経生の仕事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 04:54 UTC 版)
写経所の職員は、写経所の宿所に長期に亘って寝泊りし、休みなしで朝から晩まで仕事をしていた。経師たちには食料と給料が支給されたが、この給料は出来高払い(用紙1枚につき5文)であった。1日に、多い人で14枚弱、少ない人で5枚強で、1枚には425字ほどが書かれたようである。しかし、校正のとき、誤字がみつかると、5つで1文、脱字は1字につき1文、脱行は1行につき20文の罰金が科せられた。
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