内田 弘とは? わかりやすく解説

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内田弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 01:32 UTC 版)

内田 弘
生誕 (1939-02-11) 1939年2月11日(85歳)
日本 群馬県
国籍 日本
研究機関 専修大学
研究分野 資本論形成史・自由時間・三木清
母校 横浜国立大学
影響を
受けた人物
長洲一二
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内田 弘(うちだ ひろし、1939年2月11日[1]- )は、日本の経済学者思想史学者、専修大学名誉教授。専門は『資本論』形成史・自由時間・三木清

経歴・人物

群馬県日本国有鉄道職員の子として生まれ、満州栃木県で育つ。1962年横浜国立大学経済学部卒業。長洲一二に師事。高等学校教諭在職中長洲の『現代の理論』誌で論文を発表するなど研究活動を行い、専修大学経済学部講師、助教授、教授。2009年定年、名誉教授[2][3]。1991年「『経済学批判要綱』の研究」で専修大学経済学博士

「北海道アララギ」に所属する歌人の内田弘は同姓同名の別人。石川啄木関連の著書があるため、混同されることがある。

著書

  • 『『資本論』と現代』1970年 三一新書
  • 『危機の文明と日本マルクス主義』田畑書店 1974年
  • 『『経済学批判要綱』の研究』新評論 1982年 のち御茶の水書房
  • 『中期マルクスの経済学批判 『要綱』とヘーゲル『論理学』』有斐閣 1985年
  • 『自由時間 真の<豊かさ>を求めて』有斐閣 1993年
  • 『三木清 個性者の構想力』御茶の水書房 2004年
  • 『啄木と秋瑾 啄木歌誕生の真実』社会評論社 2010年
  • 『『資本論』のシンメトリー』社会評論社 2015

編纂

  • 『三木清エッセンス』こぶし書房・こぶし文庫 戦後日本思想の原点 2000年
  • 『三木清東亜協同体論集』こぶし書房・こぶし文庫 戦後日本思想の原点 2007年

翻訳

  • A.コルニュ『マルクスの思想的原像』社会評論社 1970年
  • テレル・カーヴァー『エンゲルス』杉原四郎共訳 雄松堂出版 1989年 PMシリーズ
  • テレル・カーヴァー『マルクスとエンゲルスの知的関係』世界書院 1996年

参考文献

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 内田弘 「晴耕雨読の暮らしが待っている-定年退職を迎えて-」専修大学社会科学研究所月報
  3. ^ 内田弘教授 履歴・業績 (内田弘教授 平尾光司教授 退職記念号)『専修経済学論集』2009-03



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