内子バイオマス発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/17 18:07 UTC 版)
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種類 | バイオマス発電 |
電気事業者 | 内子バイオマス発電合同会社 |
所在地 | ![]() 愛媛県喜多郡内子町寺村2478番地1 |
1号機
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発電方式 | 汽力発電 |
出力 | 1,115kW kW |
燃料 | 木質ペレット |
営業運転開始日 | 2018年10月31日 |
内子バイオマス発電所(うちこバイオマスはつでんしょ)は、愛媛県喜多郡内子町にあるバイオマス発電所。内子バイオマス発電合同会社(うちこバイオマスはつでん)が管理運営する。
概要
2018年10月31日に稼働を開始した。出力は1,115メガワットで、出力規模2メガワット未満の商用小型バイオマス発電所は、四国では初の施設である[1]。
内子町から土地の貸与を受け、小田原木市場と内藤鋼業小田工場の隣接地に建設された[1]。建設資金は、地元企業の内藤鋼業、藤岡林業、新興工機と、NECキャピタルソリューション、シン・エナジーの5社が、ソーシャルビジネスパートナーズからファンド組成の支援を受けて出資するとともに、地元地方銀行の伊予銀行から融資を受けた[1]。設計・施工は、シン・エナジーが担当した[1]。燃料となる木質ペレットは地元産の未利用材を活用しており、内子町森林組合などの地元林業事業者が原木を供給し、内藤鋼業が木質ペレットに加工している[1]。
年間発電量は約883万kWhで、そのうち送電量は約811万kWhの見込みで、一般家庭2,500世帯分に相当する[1]。発電した電力は四国電力送配電へ全量を売電している。
脚注
関連項目
外部リンク
- 内子バイオマス発電所 - シン・エナジー
- 内子バイオマス発電所のページへのリンク