走り屋とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 走り屋の意味・解説 

走り屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 05:02 UTC 版)

走り屋(はしりや)とは高速道路や山岳道路などの公道自動車オートバイに乗り、スピードを出して走ることを特に好む人々のことで法定速度や安全面に全く配慮しない迷惑・犯罪行為を行う集団でもある[1][2][注 1]警察の使用する「違法競走型暴走族」と言う呼称やほぼ同義の英語「ストリート・レーサー (Street Racer) 」のように、いわゆる暴走族(共同危険型暴走族)とは違って集団で街を徘徊するのではなく、人里離れた(=障害物となる他の交通が少ない)山道などを好み運転技術や車の動力性能に重きを置く傾向を持つ。報道機関などは出没する場所や行動により「ローリング族」「カミナリ族」「ルーレット族」「ドリフト族」などとも呼ぶ。


注釈

  1. ^ サーキットコース[3]やイベントで封鎖された公道[4]などの場所でならこの限りではない。
  2. ^ ドリフト族など、ローリング族以外の走り屋でも見られる。
  3. ^ ただし、ハチロク(AE86)などは1980年代に生産を終えており、1990年代の時点で入手の手段は中古に限られていた
  4. ^ イギリス英語ではぺトロール、ドイツ語ではベンジン(モトーレンベンジン)、フランス語ではエッセンス、イタリア語ではベンズィーナとも。

出典

  1. ^ コロナ禍の年末年始暴走どうなる? ヤンキー系激減も走り屋系が増加する理由とは - くるまのニュース”. 株式会社メディア・ヴァーグ (2020年12月31日). 2023年5月17日閲覧。
  2. ^ 深夜の「ドリフトスポット」車で危険走行繰り返した疑い、男3人逮捕 愛知・弥富市(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース - ウェイバックマシン(2022年11月15日アーカイブ分)
  3. ^ クルマとバイクが混走するニュルブルクリンクは走り屋のパラダイス!? ~木下隆之の、またがっちゃいましたVol.189~ - バイクのニュース”. 株式会社メディア・ヴァーグ (2023年5月3日). 2023年5月17日閲覧。
  4. ^ 「走り屋はなぜ峠を攻めるのか?」公道封鎖「てっぺんヒルクライム」の参加者に理由を尋ねてきました(Auto Messe Web) - Yahoo!ニュース”. 株式会社 交通タイムス社 (2023年4月23日). 2023年5月17日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g クルマ好きを熱狂させた”走り屋”の名称 「ルーレット族」「環状族」「ドリフト族」ってなに? Auto Messe Web、2020年2月3日
  6. ^ 暴走族とは? 静岡県警察、2023年1月11日更新、2023年5月5日閲覧
  7. ^ a b 「テレビが聞こえない すごく迷惑」改造車で制限速度の2倍超で“タイムアタック”か 男3人を逮捕 日本平はネット上で「走り屋の聖地」化に―静岡市 DoGAS(静岡新聞SBS動画プラットフォーム)、2022年10月28日
  8. ^ a b c 【今さら聞けない】「走り屋」ってどんな人? WEB CARTOP、2016年12月11日
  9. ^ a b c d e 遠藤竜馬「「走り屋」の社会学 : モータースポーツにおける「草の根」の考察」『年報人間科学』第19巻、大阪大学人間科学部社会学・人間学・人類学研究室、1998年、53-70頁、doi:10.18910/11088hdl:11094/11088ISSN 02865149CRID 13908536497350972162023年4月25日閲覧 
  10. ^ 再建中の三菱自動車、希望退職に計画を上回る654人が応募[新聞ウォッチ] - レスポンス(Response.jp)”. 株式会社イード (2020年12月8日). 2020年12月19日閲覧。
  11. ^ 【いきなり人気急上昇】テレビやマンガの影響で話題になったクルマ4選! WEB CARTOP、2016年7月13日
  12. ^ どんだけ残っている?あれの残存率(2)〜クルマ界のサバイバル〜 ベストカーweb、2014年4月14日
  13. ^ ドリフト天国 2014年6月号 P115「フルカウンター倶楽部」内 読者投稿「ドリ車がどんどん減っている!」エコカー補助金でJZX90やS14シルビアなどが解体屋送りにされる現状をディーラー営業マンが嘆くという内容の投稿。
  14. ^ 令和4年警察白書 統計資料 警察庁、2023年5月18日閲覧
  15. ^ 「東名全開族と呼ばれて」1983年夏、深夜の東名高速は無法地帯だった web option、2021年11月20日
  16. ^ 「首都高はサーキットじゃない」ルーレット族根絶へ、警視庁の秘策 朝日新聞デジタル、2022年2月13日
  17. ^ 中国にもルーレット族登場/日本の人気漫画も影響か 四国新聞社、2006年2月14日
  18. ^ 【バイク熱狂時代は永遠に:2】そこには守るべき“ルール”があった……高校生が見た1980年代の峠の世界 モーサイ、2019年7月26日
  19. ^ a b 【知ってる?】ゼロヨンの距離はなぜ400mなのか? AUTO MESSE WEB、2017年4月2日
  20. ^ 「頭文字D」舞台でドリフトし、女性をひき逃げか 30歳男を逮捕 ライブドアニュース、2022年11月22日
  21. ^ 暴走族のタイヤ痕に「器物損壊」適用 レスポンス、2005年7月25日
  22. ^ アラブドリフトとは?サウジの上級国民が熱狂する死亡遊戯!その雄姿に刮目せよ MOBY、2020年12月23日更新
  23. ^ フルカウルが認可されレーサーレプリカブームが到来!【日本バイク100年史 Vol.033】(1984-1985年)<Webアルバム> webオートバイ、2020年8月29日
  24. ^ 昭和の若者を熱狂させた「街道レーサー」の人気ベース車とは? 「ブタケツ」に「ヨンメリ」あなたは幾つ覚えてる? AUTO MESSE WEB、2022年8月10日
  25. ^ 関西で環状ブーム再到来!1600cc時代のシビックを紹介! CARTUNE、2019年7月16日
  26. ^ 「ATドリフト勢が増殖中!」快適なラグジュアリーセダンでドリフトを楽しむ必殺パーツ!? web option、2022年10月14日
  27. ^ Bugatti Veyron vs. Yamaha R1 RACING DOWN MOTERWAY madmadmark007による投稿(2007年2月16日)
  28. ^ Topfoil touge evo nea soonhuatによる投稿(2017年4月16日)
  29. ^ 【北米のナンバープレート事情】日本となにが違う? 希望ナンバー制度からデザインまで AUTO MESSE WEB、2020年4月22日
  30. ^ Travis County Sheriff's Office cracks down on Wells Branch car group
    テキサス州のトラビス郡で2018年3月に摘発された事例。毎週末、ウェルス・ブランチのショッピングモールに多数の自動車が集まり暴走行為を行っていた。トラビス郡保安官事務所やオースチン市警察、テキサス州公安局など複数の機関からなる合同捜査部隊がこれを摘発し、15人を危険運転で逮捕、25枚の違反切符を交付した。
  31. ^ Drag Racing Against Cops
    高校生に対する安全啓発活動「Top The Cops Program」の例。主催するのは元警察官のケヴィン・マッキニー。高校生にレース場で行うドラッグレースに参加してもらい啓発を行う。イベントにはソノマ郡保安官事務所やカリフォルニア・ハイウェイパトロールなど複数の警察機関が協力し、参加した警察官はパトカーで高校生らドラッグレースを行う。
  32. ^ イギリス スピード違反時の罰則&対応方法 ロンドン駐在.com、2022年2月6日
  33. ^ 世界最高速度違反者のスモーキー永田とは?イギリスでの逮捕歴やV12のスープラについても”. MOBY. 2021年2月1日閲覧。
  34. ^ hoonの意味・使い方・読み方 英辞郎 on the WEB、2023年4月19日閲覧




このページでは「ウィキペディア」から走り屋を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から走り屋を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から走り屋を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「走り屋」の関連用語

走り屋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



走り屋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの走り屋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS