公共の大学図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/19 16:11 UTC 版)
「グラーツ大学図書館」の記事における「公共の大学図書館」の解説
1775年、大学は法令により再び公式に設立され、その図書館と共に国の統制下に置かれた。しかし、大学と大学図書館を運営する皇帝高官の多くは、元イエズス会員だった。1781年に新しい建物の微調整が行われた後大学図書館は運営が再開され、初めて一般に開放されることとなった。しかし、28巻にのぼる蔵書目録の行方は辿る事ができず、持ち去られたか或いはイエズス会員により廃棄されたものと考えられている。今日までにそうした当時の目録は依然として見つかっていない。また修道院から運ばれた相当な数の書籍も、行方がわからない目録の混乱を悪化させた。
※この「公共の大学図書館」の解説は、「グラーツ大学図書館」の解説の一部です。
「公共の大学図書館」を含む「グラーツ大学図書館」の記事については、「グラーツ大学図書館」の概要を参照ください。
- 公共の大学図書館のページへのリンク