全国柔道事故被害者の会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 14:55 UTC 版)
全国柔道事故被害者の会(ぜんこくじゅうどうひがいしゃのかい)は、柔道による事故・事件・犯罪の被害者のサポートを目的とした団体。
概要
「柔道事故の被害に遭われた方とその家族の支援と、その活動を通じて柔道の安全に貢献すること」を目的としている[1]。
日本の中学校・高等学校での1983年から2009年まで27年間の柔道死者は、判明しているだけでも108人と、他のスポーツと比べて異常なまでに多いのが現状である[2]。
柔道をはじめとする部活動に起因する事故・事件は、事実関係の調査や法的責任を問うのが困難である為、問題解決に向けて取り組んでいる。
組織
2013年4月現在
- 会長:村川 義弘
- 副会長:田中 義之
- 副会長:澤田 博紀
- 事務局:小林 恵子
- アドバイザー:武田 さち子
- 正会員 - 年間2,000円以上を会に上納することが求められる。
- 賛助会員 - 年間1,000円以上を会に上納することが求められる。
脚注
- ^ 会の概要 | 全国柔道事故被害者の会
- ^ 遷延性意識障害、いわゆる植物状態にある者や高次脳機能障害などの重大な後遺症を負った者は数値に含まれていない。また、学校管理下以外で起こった事故も数値に含まれていない。愛知教育大学教育学部講師・内田良調査。
設立趣旨 | 全国柔道事故被害者の会
外部リンク
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