入江町停留場とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 入江町停留場の意味・解説 

入江町停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/06 07:33 UTC 版)

入江町停留場
いりえまち
IRIE-MACHI
築町
所在地 長崎県長崎市新地町
駅番号 46
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 大浦支線
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,642人/日
-1983年-
開業年月日 1961年(昭和36年)10月5日
廃止年月日 1990年(平成2年)6月17日
備考 停留場名は廃止当時のもの
テンプレートを表示

入江町停留場(いりえまちていりゅうじょう、入江町電停)は、長崎県長崎市新地町に存在した長崎電気軌道大浦支線路面電車停留場である。駅番号46

5号系統が停車した。

歴史

入江町停留場は1961年(昭和36年)に開業した[1][2]。停留場があった築町 - 市民病院前間の軌道は同年、それまで千馬町停留場(廃止)から分岐していた大浦支線を都市計画に基づいて築町から分岐させることになり、新設されたものである[3][4]。1965年(昭和40年)には入江町に建設が進んでいた長崎バスのバスターミナル工事現場で大規模な陥没事故が発生、軌道や道路も陥没し、大浦支線では一時バスによる代行運転が実施された[3]

その後当停留場は1990年(平成2年)に'90長崎旅博覧会が開催されるにあたり、道路の渋滞緩和のため廃止[5][6]。停留場は撤去された[5]

年表

構造

入江町停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームが置かれていた。ホームは2面で、2本の線路を挟んで配された。

利用状況

1983年(昭和58年)の調査で、1日の利用者数は1,642人だった[5]

周辺

長崎バス長崎新地ターミナル前にあり、電車とバスの乗り換えに至便な停留場だった[5]。現在バスターミナルにはイオン長崎店がテナントとして入っている。また、長崎新地中華街も近い。

隣の停留場

長崎電気軌道
大浦支線
築町停留場 (31A/31B) - 入江町停留場 (46) - 市民病院前停留場 (47)

脚注

  1. ^ a b c 今尾 2009, p. 57.
  2. ^ 田栗 & 宮川 2000, p. 71.
  3. ^ a b c 田栗 2005, p. 89.
  4. ^ 田栗 2005, p. 91.
  5. ^ a b c d 田栗 & 宮川 2000, p. 72.
  6. ^ a b 100年史, p. 196.
  7. ^ 田栗 & 宮川 2000, p. 71では4月。
  8. ^ 田栗 2005, p. 157.

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「入江町停留場」の関連用語

入江町停留場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



入江町停留場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの入江町停留場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS