元のサンスクリット名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 23:24 UTC 版)
「オドントティラヌス」の記事における「元のサンスクリット名」の解説
オドントティラヌスはあくまでギリシア語の意訳名であり、元来は「歯の僭主(タイラント)」を意味するインド名である。19世紀、クリスティアン・ラッセン は、元のサンスクリット名を復元するならそれは「歯の主」を意味するダンテーシュヴァラ(*danteśvara)であろうと主張した。これは danta 「歯」とīśvara (イーシュヴァラ)「主」から成る複合語であるが、これは示される用例がない。ロジャー・グーセンスはこれを否定し、元の語は「歯の主」とも「爬虫類(など卵生の生き物)の主」とも二重の意味を兼ねるドヴィジャラージャ(dvijarāja)であると提唱した。
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