傾斜角による記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 08:57 UTC 版)
傾斜の度合いを表す傾きは、傾斜角と関係が深い。たとえば、傾き 1 の直線の傾斜角は 45° である。傾き −1 ならば、傾斜角を 0°~180° の範囲で考えると 135°、−90°~90° の範囲で考えると −45° である。なお、鉛直線の傾きは定義されなかったが、傾斜角は定義され、90° である。 傾斜角とは、直線と x軸の正の部分が作る角(反時計回りが正の向き)と定義される。取り得る範囲として 0° ≤ θ < 180° または −90° < θ ≤ 90° の2つの流儀がある(状況に応じて使い分ける)。 直線の傾きを m、傾斜角を θ とすると、2つの間には、三角法における正接函数を用いて m = tan θ ( ⟺ θ = arctan m ) {\displaystyle m=\tan \theta \ (\iff \theta =\arctan m)} の関係がある。
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