偰遜

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偰遜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/05/25 14:02 UTC 版)

偰遜
各種表記
ハングル：	설 손
漢字：	偰 遜
日本語読み：	せつ そん
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偰 遜（せつ そん、설손、? - 1360年）は、ウイグル族出身の高麗の文官。偰文質の孫。慶州偰氏の始祖であり、恭愍王の時代に高麗に帰化した。長男は恭愍王11年に文科に及第、判三司事を務めた偰長寿^[1]。四男の偰慶寿も、恭愍王の時代に文科に及第した。五男の偰眉寿は、恭愍王の時代に文科に及第、李氏朝鮮時代に礼曹判書を務めた。孫の偰循は、李氏朝鮮の太宗の時代に文科に及第し、世宗の時代に集賢殿副提学を務めた^[1]。

家族

• 祖父：偰文質
• 父：偰哲篤
• 長男：偰長寿
• 次男：偰延寿
• 三男：偰福寿
• 四男：偰慶寿
• 五男：偰眉寿
• 孫：偰循

脚注

1. ^ ^{a b} 岸本美緒・宮嶋博史『明清と李朝の時代』中央公論社〈世界の歴史 (12)〉、1998年4月1日、16頁。ISBN 4124034121。