倍率適用
株価が短期間に急激に値上がりした時などには、信用取引でカラ売りが増加します。通常は、買い残が売り残を上回っていますが、売り残が急増して買い残を逆に上回る状態になると、証券金融会社は金融機関などから品借り料を払って株券を調達してきます。品借り料は、逆日歩として売り方から徴収されます。逆日歩には最高料率が決まっていますが、株券の調達が困難になると、普通の2~3倍に引き上げられることがあります。これを「倍率適用」と言います。こうなると、売り方は高額の逆日歩で窮地に立たされることになります。
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