価値に関する心理主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/30 02:29 UTC 版)
価値に関する心理主義によれば、価値とは個々人の欲求すなわち「欲しいと思う気持ち」である。その帰結として、普遍的な価値は存在せず、価値は同一人物においてすら不断に変化し続けることになる。このような立場を徹底すると、「価値あるものが欲されるのではなく欲されたものが価値あるものである」という考え方に辿り付く。経済学や功利主義においては、しばしばこのような割り切った捉え方が見られる。
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