使用権の購入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 22:31 UTC 版)
トライスター ピクチャーズはシリーズ化できる映画を求め、著名な映画キャラクター「ゴジラ」に注目する。配給業者で以前からゴジラのハリウッドでの映画化を狙っていたヘンリー・サパスタインが、仲介人として東宝からゴジラの使用権を購入したことで、初のハリウッド版ゴジラの製作は1992年ごろに決定し、日本でもニュースになった。 しかし、トライスター側が「ゴジラの製作権を全てトライスターが買い取り、東宝には今後一切ゴジラを作らせない」という条件を提示したため、交渉は難航した。最終的には“日本のキャラクターとして破格の「ギャラ」(一説に100万ドル以上)を受け取り、ハリウッドに出演した”という形になる。その際、東宝からは「モスラ、ラドン、キングギドラの3怪獣と、スタッフ、俳優の貸し出しは行わない」という条件が提示された。
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