会津高原高畑スキー場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/04 23:56 UTC 版)
会津高原高畑スキー場 | |
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所在地 | 福島県南会津町大桃字一の間々20-3 |
座標 | 北緯37度6分2.70秒 東経139度26分58.07秒 / 北緯37.1007500度 東経139.4494639度座標: 北緯37度6分2.70秒 東経139度26分58.07秒 / 北緯37.1007500度 東経139.4494639度 |
正式名称 | 南会津町会津高原高畑スキー場 |
別名 | 北日光・高畑スキー場 |
標高 | 1240 m - 720 m |
標高差 | 520 m |
最長滑走距離 | 3500 m |
最大傾斜 | 34度 |
コース数 | 10本 |
索道数 | 5本 |
公式サイト | 北日光・高畑スキー場 |
会津高原高畑スキー場(あいづこうげんたかはたスキーじょう)は、福島県南会津郡南会津町にある町営のスキー場である。正式名称は南会津町会津高原高畑スキー場[1]。通称:北日光・高畑スキー場[2]。指定管理者制度によって運営されている。
概要
ゲレンデ数10、リフト5本の設備である。かつてはスキー専用ゲレンデであったが2022-23シーズンよりスノーボードでの滑走も可能となった。
決して大規模なスキー場ではないが、最も近い高速道路のインターチェンジから80kmというアクセスの悪さをものともせず、腕自慢のスキーヤーが集まる。標高2,000m級の会津の山々に囲まれ、晴れた日は磐梯山や那須連峰まで見渡せる。ファミリーで楽しめるフラットバーンから、上級者好みのハードバーンまで多彩な斜面を揃えている。
沿革
1989年(平成元年)、伊南村の村営スキー場として8コース、リフト4基でオープン[3]。1991シーズンにはペアリフト1基とコース1つが増設された[3]。
町村合併後は南会津町が出資する第三セクターの「みなみやま観光株式会社」が管理・運営していたが、2013年7月より株式会社マックアースリゾート福島(現・DMC aizu)が指定管理を受託した[4]。
ゲレンデ
4本のリフトに対応するように4つのエリアに大分されている。リフトを3本乗り継ぐことで山頂にたどり着くことができる。
ブラックエリア
●ブラックライン(897m、ペアリフト、2本並行している。)
- スーパーブラック…450m。高畑スキー場最大斜度34度を誇る
- ブラック…1300m。スーパーブラックの迂回コース
- イガヤゲレンデ…700m。
- セーフティーウェイ…700m。初心者用の下山コース
ブルーエリア
●ブルーライン(732m、ペアリフト)
- ブルーアウト…1,300m。
- ブルーセンター…500m。最高32度の急斜面
- ブルーイン…1,000m。
- ブルーハイウェイ…1,400m。大きく外に回り込む緩斜面
レッドエリア
●レッドライン(315m、シュレップリフト)
- レッドコース360m。中級者面でモーグルコース併設。独立している
オレンジエリア
●オレンジライン(1,150m、ペアリフト)
- オレンジイン…1,400m。一部非圧雪
- オレンジアウト…1,500m。眺望が良い
交通アクセス
- 東北自動車道・西那須野塩原ICから国道400号、121号、352号で約81キロメートル。
- 会津鉄道 会津田島駅から路線バス(会津バス会津田島駅 - 檜枝岐、所要時間1時間10分)が利用可能だが、運行本数は少ない。
周辺
関連項目
脚注
- ^ 南会津町会津高原スキー場条例
- ^ スキー場通称選定につきまして
- ^ a b 『全国スキー場総覧 1991』学習研究社レジャースポーツ出版局、32-33頁。doi:10.11501/13159117。
- ^ 「伊南と南郷の観光施設 指定管理者が決定しました」『広報みなみあいづ』第85巻、南会津町、2013年4月、4頁。
- ^ “南会津町宿泊施設ガイド”. 南会津町. 2025年6月30日閲覧。
外部リンク
- 会津高原高畑スキー場のページへのリンク