伊勢運輸区とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 伊勢運輸区の意味・解説 

伊勢運輸区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 15:39 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
伊勢運輸区

伊勢運輸区(いせうんゆく)は、三重県多気郡多気町多気にある東海旅客鉄道(JR東海)東海鉄道事業本部所属の運転士車掌が所属する乗務員区所。区所名称から伊勢市内に所在と連想されがちだが、紀勢線多気駅構内に位置している。2016年(平成28年)3月31日をもって伊勢車両区が検修部門を廃止し、伊勢市駅構内は留置線を保有するだけだが、区所名称は変更されていない。(以前は旧車両区が伊勢運輸区の伊勢派出と呼ばれていた。)

乗務範囲

なお、運転士は2010年3月13日のダイヤ改正まで、車掌は2013年3月16日のダイヤ改正まで、特急南紀のみ、JR西日本管内の紀伊勝浦まで担当していたが、これ以降、新宮 - 紀伊勝浦間はJR西日本新宮列車区が担当するようになった。特に、運転士の会社境界越境運用というのは、当時全国のJR旅客会社では珍しかった。

歴史

  • 1990年(平成2年)3月:伊勢運転所の運転部門を伊勢市駅構内から多気駅構内に移転し、亀山運輸区の車掌行路の一部移管を受けて伊勢運輸区が発足する。検修部門を伊勢運輸区 伊勢派出所、運転士が所属する紀伊長島派出所を伊勢運輸区 紀伊長島派出所とする。
  • 1991年(平成3年)3月:紀伊長島派出所を紀伊長島駅に移管。紀伊長島派出所の運転士は紀伊長島駅所属となる。
  • 2001年(平成13年)4月:伊勢派出所を伊勢車両区として分離する[1]
  • 2012年(平成24年)3月:紀伊長島駅所属運転士を廃止し、伊勢運輸区に行路移管。
  • 2018年(平成30年)2月24日:津市や津市観光協会と合同で、名松線沿線の観光をPRするイベントを名古屋市金山総合駅で開催する[2]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “駅管理体制見直し”. 交通新聞 (交通新聞社). (2001年4月1日) 
  2. ^ JR東海伊勢運輸区など 金山総合駅でJR名松線沿線の観光をPRするイベント”. 交通新聞 (2018年2月28日). 2019年8月11日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「伊勢運輸区」の関連用語

伊勢運輸区のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伊勢運輸区のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの伊勢運輸区 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS