仕様差部位
製品の部位にはそれぞれの仕様が定められているが、仕向け地などによって仕様を変える場合がある。その使用を変える部位のことをいう。ことに自動車の場合はハンドル位置の左右差、暑熱地・寒冷地の仕様差、変速機の自動・手動の差をはじめ、車体色、装備品など膨大な種類の仕様を抱えている。これらの仕様に対応するためにも極力、部品や部位を共通化、共用化して原価低減に努めている。この場合、共通・共用部位には若干の仕様差をもたせるだけで、互換性のある設計を行っており、仕様差部位を巧みに活用し、低コストで豊富な種類のクルマを提供できる仕組みとなっている。
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