仏眼院 (桑名市)とは? わかりやすく解説

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仏眼院 (桑名市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 17:03 UTC 版)

仏眼院 ぶつげんいん
所在地 三重県桑名市南魚町35番地
山号 寳興山
院号 佛眼院
宗旨 天台宗
寺格 天台宗談義所檀林
桑名宗社神宮寺別当寺
徳川家位牌所
本尊 文殊菩薩であったが桑名空襲によって焼失。現在は阿弥陀如来が御本尊。
正式名 寶興山法喜禪悅寺(喜禪寺)佛眼院
別称 法喜禪悅寺[1]
法人番号 1190005008044
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仏眼院(ぶつげんいん)は、三重県桑名市南魚町[2]に位置する天台宗の寺院。山号は寳興山(ほうこうざん)と称する。本尊は文殊菩薩。

由緒

この寺の創建については不詳であるが、最澄の創建と伝えられる。

寛永年間(1624年 – 1644年黒衣の宰相と称された天海の弟子天尊によって中興され、江戸時代には幕府から朱印状が与えられた。また、江戸時代桑名藩藩士の寺であったが、火事によりその多くを焼失してしまう。現存する墓地には桑名藩士の先祖代々の墓が残る。刀工千子村正の菩提寺であったとする説もある[3]

文化財

  • 桑名市指定有形文化財
    • 喚鐘
  • 桑名市指定史跡
    • 伊藤武左衛門実房・伊藤武左衛門実倫墓

脚注

  1. ^ 醍醐天皇により三崎春日(現在の桑名宗社)の神宮寺・別当寺とされ、法喜禪悅寺の勅号を名乗った
  2. ^ 桑名郡桑名城下のうち桑名南魚町、桑名郡桑名町南魚町
  3. ^ 福永 1993, 5巻, pp. 166–169.

参考文献

関連項目

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