仁川上陸作戦と日本の参加
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「仁川上陸作戦」の記事における「仁川上陸作戦と日本の参加」の解説
仁川上陸作戦の内部資料には、朝鮮半島の地形を熟知する日本人が運航するLSTが、作戦に大きく貢献したと記されており、仁川上陸作戦で使用されたLSTの6割が日本人によって運航され、約2,000人が乗船していた。GHQはアメリカ海軍を通じて日本の商船や船員を管理していたが、仁川上陸作戦に参加した元海兵隊員のロバート・ワイソンは「日本人は朝鮮半島には何度も行っているから、海岸の地形について非常に詳しかったです。彼らは敵から攻撃を受けながら、ゲートを開き、荷下ろしを必死で担いました。我々は協力し合い、作戦を成功させたのです」として、LSTの運航を担った日本人の存在なしには、仁川上陸作戦の成功は難しかったと述べている。
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