交響曲第16番 (モーツァルト)とは? わかりやすく解説

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交響曲第16番 (モーツァルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 04:10 UTC 版)

交響曲第16番 ハ長調 K. 128 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した交響曲である。

概要

音楽・音声外部リンク
全曲を試聴する
Mozart Symphony No.16 in C major - ジョナサン・グリフィス指揮クロアチア室内管弦楽団による演奏。Art Of Sound And Vision(当該演奏の映像制作組織)公式YouTube。
第1楽章第2楽章第3楽章
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。
第1楽章第2楽章第3楽章
リボール・ペシェク指揮チェコ国立室内管弦楽団パルドビツェによる演奏。
********
以上2演奏は何れもYouTubeアートトラック公式収集による。

1772年4月ザルツブルクの新しい大司教としてヒエロニムス・フォン・コロレド伯が赴任し、その就任祝賀行事のために5月にザルツブルクで作曲されたものである。

この曲と第17番ト長調 K. 129は共にメヌエット楽章が省かれている。

楽器編成

オーボエ2、ホルン2、弦楽

構成

全3楽章の構成で、演奏時間は約13分。

  • 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
    ハ長調、4分の3拍子、ソナタ形式
    
\relative c'' {
  \tempo "Allegro maestoso"
  \time 3/4
  <c e, g,>4\f g r |
  \times 2/3 { c8-.\p d-. c-. } \times 2/3 { d-. e-. d-. } \times 2/3 { e-. f-. e-. } |
  \times 2/3 { f8-. g-. f-. } \times 2/3 { a-. g-. f-. } \times 2/3 { e-. f-. g-. } |
  \times 2/3 { a8-. g-. f-. } \times 2/3 { e-. d-. c-. } \times 2/3 { b-. c-. d-. } |
}
  • 第2楽章 アンダンテ・グラツィオーソ
    ト長調、4分の2拍子、ソナタ形式。
  • 第3楽章 アレグロ
    ハ長調、8分の6拍子、ロンド形式
    第3楽章は「狩の音楽」と呼ばれる楽章 (ジーグ風ロンド) で、楽章のコーダ付近で狩猟ホルンが突如響くことから来ている。

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