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井野英一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 07:16 UTC 版)

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井野英一

井野 英一(いの えいいち、1884年明治17年)6月24日[1]1944年昭和19年)1月3日[2])は、日本裁判官満州国最高法院院長・満州国参議府参議。井野碩哉の兄。

経歴

東京府豊多摩郡代々幡町(現在の東京都渋谷区)出身[1]1908年(明治41年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業し、司法官試補として東京地方裁判所に勤務した[1]1911年(明治44年)に東京地方裁判所判事となり、翌年よりヨーロッパに留学した[1]。帰国後は東京区裁判所検事、同判事、東京地方裁判所部長、大審院判事を歴任した[1]

1935年(昭和10年)に退官した後は満州国に招かれて、審判官、最高法院次長、特任審判官、最高法院院長を歴任した[3]。院長退任後は参議府参議に任じられた[4]

脚注

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出典

  1. ^ a b c d e 『帝国法曹大観』p.55
  2. ^ 故退職判事井野英一位階追陞の件」 アジア歴史資料センター Ref.A12090415100 
  3. ^ 『人事興信録 第13版(上)』
  4. ^ 『人事興信録 第14版(上)』

参考文献

  • 帝国法曹大観編纂会『帝国法曹大観』帝国法曹大観編纂会、1929年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第13版(上)』人事興信所、1941年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版(上)』人事興信所、1943年。



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