五郎王子ら
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 08:53 UTC 版)
『八帖花伝書』などに見られる盤古王の子供たち。四人の兄たちが四季をそれぞれ支配しているが末の五郎王子には領分が設けられなかった。そのため母が剣を与えたが、その剣をめぐって兄弟たちが激しく争ったとされる。物語の舞台は天竺とされている。 太郎王子 春を支配する。 二郎王子 夏を支配する。 三郎王子 秋を支配する。 四郎王子 冬を支配する。 五郎王子 兄弟間の戦の結果、四季の土用と滅日・没日・大敗日、そして閏の期間を支配することとなる。 これ以外に、竈(かまど)の神をまつる『土公神祭文』でも、盤古大王の子供たちが争い、五郎王子が竈の神となったという展開が見られる。
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