五島高資とは? わかりやすく解説

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五島高資

五島高資の俳句

全力で立つ空びんに薔薇の花
加速するものこそ光れ初御空
口開けて叫ばずシャワー浴びており
夕立にならんで公務員である
崑崙へころも波打つ空海忌
日と月と紫雲丹の上に逢う
気をつけをして立つ父と夏の富士
病棟に仕掛けられたる濃紫陽花
胸そらしそのまま染井吉野かな
落椿たどって水をむすびけり
螢火のときおりわれにかえりたる
 

五島高資

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 03:28 UTC 版)

五島 高資(ごとう たかとし、1968年昭和43年)5月23日[1][2][3] - )は、俳人医師博士(医学))、地域学者。別号、篁風(こうふう)[2]栃木県宇都宮市在住[3]。なお五島高資というのは本名ではなく俳人名[1][2]

略歴

長崎県長崎市出身[1][2]。幼いころより俳句に触れ、1982年には長崎新聞ジュニア俳壇年間優秀賞を受賞[2]。「ホトトギス」の森大鈴に師事[2]。1987年、長崎県立長崎東高等学校を卒業し、自治医科大学医学部に入学。1988年より「土曜」に加入し、隈治人に師事[2]1990年、全国学生俳句大会推薦大賞兼文部大臣奨励賞を受賞[1]。1993年、自治医科大学を卒業[3]。1996年には最初の句集となる「海馬」を出版した[2]。1998年にはインターネット上の俳句会「俳句スクエア」を開設する[2]。同年、金子兜太に師事する[2]自治医科大学大学院博士課程修了。

現在、「俳句スクエア」代表[3]、「海程」同人、「豈」同人、日本文藝家協会会員、現代俳句協会会員、日本ペトログラフ協会会員、邪馬台国の会会員、国立博物館特別支援者、宇都宮市文化財ボランティア協議会会員、宇都宮国際文化協会会員。趣味は剣道で2段[2]

年表

受賞歴

  • 1995年、現代俳句新人賞(第13回)[2]
  • 1997年、「海馬」;中新田俳句大賞スウェーデン賞〔平成9年〕[2]
  • 1999年、「欲望の世紀と俳句」;現代俳句評論賞(第19回)[1][2]

著書

句集

など。

共編著

共著

など多数。

脚注

  1. ^ a b c d e f g 現代俳句協会|平成12年度受賞者プロフィール 2017年8月4日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 人物データベース 日外アソシエーツ2005年時点の登録情報 2016年4月8日確認
  3. ^ a b c d e f g h 朝日新聞 人物データベース 2014年09月16日時点登録情報 2016年4月8日確認

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