乳児の死亡率の低下
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 11:17 UTC 版)
死亡した乳児(新生児を除く)を対象として調査した結果(1957年東京都)によれば、母乳栄養、混合栄養、人工栄養の各栄養法による死亡率比は、成熟児については、ほぼ1:2:3、未熟児については、ほぼ1:2:4の値を示していた。 健康な母体の母乳を飲んでいる子は乳幼児突然死症候群 (SIDS) 等の危険が少なく、SIDSの発症率は母乳を飲む場合が1のとき非母乳は4.8である。厚生労働省は、SIDSの予防として母乳栄養を推奨している。これは、人工乳栄養がSIDSを引き起こすということではない。米国小児科学会ではSIDSリスクに人工乳栄養は挙げられていない。
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