中華人民共和国・深圳支店による過大融資
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:39 UTC 版)
「三菱UFJ銀行」の記事における「中華人民共和国・深圳支店による過大融資」の解説
三菱東京UFJ銀行深圳支店は、2003年(当時はUFJ銀行深圳支店)、現地の大手医薬品メーカー三九集団が株式を上場する際、必要とする資金10億人民元(約140億円)を融資した。だが、当時の三九集団の業績や事業規模を踏まえると、あまりに多額の融資であった。これは実態を伴わない「不実融資」と認定され、中華人民共和国の金融当局は三菱東京UFJ銀行に対し28億円の罰金を支払うよう2006年2月に命じた。また、当時の同支店の資金量は4億元超で、同行に許可されていた業務範囲を逸脱した取引ともみなされた。
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