中華・堅兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/24 07:40 UTC 版)
中華・堅兵 UQ22T/W |
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概要 | |
別名 | 中華・P350 HYBRID |
製造国 | ![]() |
販売期間 | 2022年 - |
ボディ | |
乗車定員 | 3名 |
ボディタイプ | キャブオーバー型トラック |
駆動方式 | 後輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | 4G69型 2.4ℓ 直列4気筒 SOHC |
モーター | 永久磁石モーター |
最高出力 | エンジン単体:133PS/5,250rpm ハイブリッド:162.6PS/5,250rpm |
最大トルク | エンジン単体:20.4kgf.m/2,500rpm ハイブリッド:26.2kgf.m/3,500rpm |
変速機 | 6速MT |
サスペンション | |
前 | 独立懸架式ウィッシュボーン |
後 | 車軸懸架式リーフスプリング |
車両寸法 | |
全長 | 5,097mm - 5,230mm |
全幅 | 1,768mm - 1,865mm |
全高 | 1,821mm - 1,950mm |
車両重量 | 1,585kg - 1,880kg |
最大積載量 | 1,900kg |
系譜 | |
先代 | 中華・新達 |
堅兵 (拼音: Jianbing)は台湾の中華汽車が開発し、2022年から製造・販売している商用トラックである[1]。台湾市場でマイルドハイブリッドシステムを搭載した初の台湾産3.5トン商用車となる。英語圏での名称はP350 ハイブリッド。
概要
台湾で2020年9月4日に新しい小型トラックの区分が施行されたことを背景に、中華汽車は3代目三菱デリカトラックをベースに堅兵を開発した[2][3]。
メカニズム
シャーシ・ボディ
シャーシは3代目デリカトラックを踏襲しながらも強化を加えることで、最大積載量を1,400kgから1,900kgへ上昇させた[4]。また、その重量に耐えれるよう前後タイヤを195/70/15へ大型化、後輪はダブルタイヤへ変更されている[5]。
駆動系
エンジンはデリカと同じ4G69型直列4気筒SOHC16バルブ 2,378cc に自社製のマイルドハイブリッドと1.9kW/hのバッテリーを搭載し、燃費を向上させている。バッテリーには8年または16キロの保証期間がある[6]。
安全性
トラクション コントロール、アクティブスタビリティコントロール、ヒルスタートアシスト、エマージェンシーストップシグナル等が標準装備されている[4]。
歴史
- 2022年10月7日
- 販売開始[7]。車両価格は69.9万台湾ドルから。
販売実績
年 | 台数 |
---|---|
2022 | No Data |
2023 | No Data |
2024 | 362[8] |
2025 |
脚注
注記
出典
- ^ 旭傳科技股份有限公司. “油電動力入注3.5噸商用車─CMC P350 Hybrid試駕 | U-CAR試車” (中国語). U-CAR汽車網站. 2025年4月24日閲覧。
- ^ “CMC中華汽車 堅兵P350 Hybrid” (中国語). car-video.com.tw (2022年10月31日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “中華堅兵 P350 HYBRID 全新正 3.5 噸油電複合動力 木床車舊換新價69.9萬 勁有力登場!” (中国語). carstuff.com.tw (2022年10月7日). 2023年1月18日閲覧。
- ^ a b https://www.mitsubishi-motors.com.tw/product_5230/upload/car/1679894320.pdf
- ^ “CMC P350 Hybrid 車両紹介” (中国語). u-car.com.tw. 2025年4月24日閲覧。
- ^ “油電科技加持,能提升頭家購買意願嗎?CMC 中華堅兵 P350 Hybrid 試駕” (中国語). 2gamesome.com.tw. 2025年4月24日閲覧。
- ^ “中華汽車、新竹工場 - 自動車メーカーの拠点”. marklines. 2025年4月24日閲覧。
- ^ “2024年 台湾自動車市場販売レポート 小型・中型車販売TOP10”. u-car.com.tw. 2025年4月24日閲覧。
外部リンク
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