世界各国への柔術の普及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 08:09 UTC 版)
明治以降、世界各国に柔術が普及した。講道館が世界各国へと普及する前に、多くの柔術家が世界各国へ渡った。神道六合流、不遷流、関口流、堤宝山流、神道揚心流など柔術流派が世界各国へ伝わった。 現在、伝わった流派を元にして世界各国で独自の流派が開かれている例が多い(アメリカ合衆国・ハワイの檀山流、カジュケンボなど)。また現在そのままの名称で伝わっている例も多くあり、良移心頭流、関口流、堤宝山流、竹内流、楊心流、竹内御家流、竹内判官流、神道楊心流、双水執流などの流派が世界各国で伝承されている。 また、多くの流派で世界各国に支部道場が存在する。それだけではなく、現在日本で失伝したと思われる流派が、他国で存続している例も確認されている[要説明]。 また講道館柔道がブラジルへ伝わり、ブラジリアン柔術となったように、海外では講道館柔道や合気道等から新しい柔術流派が生まれることもある。 アジア競技大会では2018年ジャカルタ・パレンバン大会よりヨーロピアン柔術におけるNe-Waza=ブラジリアン柔術が正式種目として採用された。
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