下顎反射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 07:49 UTC 版)
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下顎反射(かがくはんしゃ)とは、三叉神経(第5脳神経)に由来する病的反射のこと[1]。 上位ニューロンに障害がある場合、軽く口を開いた状態で、下口唇のすぐ下にある下顎の中央を軽く叩くと、咬筋が収縮して一旦口が閉じる。正常では、みられないか、わずかにみられる程度である。
三叉神経の傷害を示唆するため、ALSではみられても、頸椎症ではみられない。
基本的な神経学的身体所見のひとつである。
参照
- Nolte, J. The Human Brain, 5th ed. Mosby: Missouri; 2002, p.307. ISBN 0-323-01320-1
- Blumenfeld, H. Neuroanatomy Through Clinical Cases. Sinauer Associates: Massachusetts; 2002, p. 484. ISBN 0-87893-060-4
脚注
- ^ “Neurological Examination”. 2008年2月24日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年2月17日閲覧。
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