下田明宏 (造園家)とは？わかりやすく解説

下田明宏（しもだあきひろ、1955年 - ）は、日本の造園家、ランドスケープ・アーキテクト。工学院大学建築学部名誉教授^[1]、株式会社ディー・エム代表取締役。東京都文京区生まれ。

経歴

出典^[2]

1979年、東京大学農学部卒業（緑地学専攻）。
1982年、ハーバード大学デザイン大学院修士課程修了（MLA）。
1982年、The SWA Group（米国ボストン市）。
1988年、株式会社ディー・エムを設立、1995年より代表取締役。
2000年から2010年まで、早稲田大学理工学部建築学科非常勤講師。
2002年から2012年まで、東京大学農学部生物環境科学課程非常勤講師。
2007年から2011年まで、「Kenzo Estate」（米国ナパ郡）のCOOとPresidentを兼任。
2012年から2023年まで、工学院大学建築学部まちづくり学科教授。
2013年から2023年まで、日本女子大学家政学部住居学科非常勤講師。
2021年から、特定非営利活動法人アジア・太平洋まちづくり支援機構（APTAC）会長。

代表作・受賞歴

1988年、国営ひたち海浜公園西口広場で、全国都市公園コンクール関東地方建設局局長賞を受賞。
1992年、マイカル小樽・小樽ベイシティ基本計画を策定。
1994年から2001年、帯広駅周辺土地区画整理事業ランドスケープデザインで、平成8年度[[日本都市計画学会計画設計賞を受賞。
1997年、「つくば豊里の杜」で、建設省「大都市圏における優良住宅地開発事業計画」認定、および「2000年度環境共生住宅団地」認定。
1997年、国営ひたち海浜公園サンドミュージアムエリア設計で、プロポーザル最優秀賞を受賞。
2000年から、関東地区の国営公園全体基本計画を再構築。
2002年度グッドデザイン賞（環境デザイン部門）を受賞。
- 東京メトロ南北線六本木一丁目駅（2000年）
- 帯広駅北広場アイスカスケードおよび周辺ランドスケープ（2001年）
2002年から、豊洲2・3丁目（石川島播磨重工跡地）開発計画マスタープランおよびデザインガイドライン策定。
2003年、札幌市「緑を感じる街並み形成計画プロポーザル」最優秀賞を受賞。
2003年、オルトヨコハマで「第2回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール国土交通大臣賞を受賞。
2003年から、北九州市東田（新日本製鐵跡地）開発計画マスタープラン策定。
2004年、「伊豆高原 DOGFOREST」で、ログハウスオブザイヤー最優秀賞を受賞。
2005年、国営ひたち海浜公園プレジャーガーデンリニューアルで、第21回都市公園コンクール日本公園緑地協会会長賞を受賞。
2005年、沖縄科学技術大学院大学で、造成基本設計指名プロポーザル最優秀賞を受賞。
2005年、「パンチングコンビ」で札幌一番街グリーン・オン・パレード、テーマ作品企画提案コンペ市民投票ナンバーワン賞、および審査員特別賞を受賞。
2006年、「ガラスキューブ・旭川市青少年科学館エントランス広場モニュメント」で、」日本電気硝子が主催する「空間デザイン・コンペティション作品例部門」選外佳作を受賞。
2006から2011年、「Kenzo Estate」マスタープラン策定およびワイナリー経営。
2007年、富山駅周辺景観デザイン計画作成業務プロポーザルで、ファイナリストを受賞。
2011年、創成川公園ランドスケープデザインで、第27回都市公園等コンクール国土交通大臣賞受賞。および札幌駅前通地下歩行空間で、2012年度グッドデザイン賞を受賞。
2015年、「Lake Songhua Seibu Prince Hotel」ランドスケープデザイン（中国吉林市）。
2015年、北彩都あさひかわランドスケープデザインで、2015年度土木学会デザイン賞最優秀賞を受賞。
2016年、「Amanemu」ランドスケープデザイン（志摩市）。
2019年、「Aman Kyoto」ランドスケープデザイン（京都市）。
2019年から、「Philippines Arayat Training School (PATS) 」マスタープラン策定およびランドスケープデザイン（フィリピンArayat市）。
2020年、「旧軽愛宕 Club Orbit」ランドスケープデザイン（軽井沢町）。
2020年、「マンズワイン勝沼ワイナリー^[3]」リニューアルランドスケープデザイン（甲州市）。
2021年、「軽井沢プリンスホテル」ウェストリニューアルランドスケープデザイン（軽井沢町）。
2023年、「Club Orbit PILINA」ランドスケープデザイン（軽井沢町）。
2025年、「杭州春之屋温泉酒店」ランドスケープデザイン（中国杭州市）。