上空波(電離層反射波)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 17:17 UTC 版)
地表面から上空50 - 500km付近には、電子密度が高い電離層と呼ばれる層が存在する。主に短波帯の電波が電離層によって反射し、見通し距離よりも遠方に伝播する。電離層には各種の定期的・不定期的な変動や擾乱や異常があることから、それによる影響が多々現れることが知られており、特異なものではスポラディックE層のように通常は電離層反射の無い超短波が、遠く離れた地点まで伝わるものもある。
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