三尸
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三尸(さんし)とは、道教に由来するとされる人間の体内にいると考えられていた虫。三虫(さんちゅう)三彭(さんほう)伏尸(ふくし)尸虫(しちゅう)尸鬼(しき)尸彭(しほう)ともいう。
- ^ 『日本紀略』長保元年(999年)6月9日に「守三尸」、寛弘元年(1004年)閏9月9日に「守庚申」、藤原頼長『台記』巻5 天養2年(1145年)正月14日に「守三尸」、などの記述がある。
- ^ アンリ・マスペロ 著、川勝義雄 訳 編 『道教』平凡社〈東洋文庫〉、1978年、117頁頁。
- ^ 沢田瑞穂 訳 編 『列仙伝・神仙伝』平凡社〈平凡社ライブラリー〉、1993年、406-407頁頁。
- ^ 窪 275頁
- ^ 稲田篤信・田中直日編 著、高田衛監修 編 『鳥山石燕 画図百鬼夜行』国書刊行会、1992年、78頁頁。ISBN 978-4-336-03386-4。
- ^ 窪 197頁
- ^ 窪 207-211頁
- ^ 窪 259頁
- ^ 窪 238-240頁
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