三十間堀川 (大阪府)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/30 09:01 UTC 版)
三十間堀川 | |
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杉村運河橋梁(大阪臨港線)
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水系 | 一級水系 淀川 |
種別 | 一級河川 |
水源 | 尻無川 |
河口・合流先 | 大阪湾 |
流域 | 大阪府大阪市港区 |
三十間堀川(さんじゅっけんぼりがわ)は、大阪府大阪市港区を流れる淀川水系の河川(運河)。尻無川の支流。
地理
港区福崎1丁目と2丁目の間で尻無川から分岐して西流したのち南流し、天保山運河と交差して大阪湾へ注ぐ。西流区間は杉村運河とも呼ばれる。
1829年(文政12年)から1835年(天保6年)頃に池田新田と北福崎新田との間に掘られた堀川で、市岡新田の南部堤下(現・大阪市立港南中学校付近)を起点として南西方に延び大阪湾に注いでいた。元々は三樋(みつひ)堀・三樋入堀とも称された。堀名は新田井路の樋門が三ヵ所あったことに由来する[1]。
戦災復興都市計画によって港区域では2mの盛土(嵩上げ)を伴う土地区画整理事業が実施され、三十間堀川の杉村運河交点以北の区間は埋め立てられた。
橋梁
- 鈴橋
- 福栄橋
- 港水道橋
- 日和橋 - 大阪府道5号大阪港八尾線
かつて架かっていた橋梁
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。ISBN 4-04-001270-4。
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