千宗守 (4代)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 千宗守 (4代)の意味・解説 

千宗守 (4代)

(一翁宗守 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 20:46 UTC 版)

千宗守(せんそうしゅ、慶長10年(1605年) - 延宝4年12月19日1677年1月22日))は江戸時代初期の茶人千宗旦の次男で、武者小路千家の祖。俗名は甚右衛門、道号は一翁、また似休斎と号す。

宗守は兄千宗拙とともに宗旦の先妻[注釈 1]の子であり、宗左や宗室とは異母兄弟である。

塗師の吉文字屋に養子に入り吉岡甚右衛門と名乗ったが、宗旦の死後に千姓に復姓した。吉文字屋は女婿の中村宗哲に継がせた

1666年(寛文6年)に高松藩松平家の茶堂として出仕するが、間もなく5代文叔宗守に譲り官休庵を興す。

脚注

注釈

  1. ^ 生没年不詳、法名は寿松院日安妙宗[1]越後の南部治郎左衛門の娘という伝承がある[1][2]。一説には福島正則の側室であったという[3]

出典

  1. ^ a b 木津宗詮「一翁宗守の周辺の人々(二) 閑翁宗拙」『起風』第26巻第2号、2020年、17-20頁。 
  2. ^ 青々子「茶祖的伝(三)」『禅宗』第72号、1901年3月20日、30-34頁、NDLJP:11006060/1/17 
  3. ^ 鈴木半茶「宗旦と宗拙のことども(一)」『茶道月報』第388号、1943年4月、7-10頁、NDLJP:11208284/1/5 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  千宗守 (4代)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「千宗守 (4代)」の関連用語

1
58% |||||


3
6% |||||

4
2% |||||

千宗守 (4代)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



千宗守 (4代)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの千宗守 (4代) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS