一日の始まりとしての正午
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 15:18 UTC 版)
天文学では、夜間の観測中に日付が変わるのは不便であるので、日界(一日の区切り・境界)を正午とする時刻系を用いていた。これを「天文時」といい、これに対して、正子を日界とする時刻系を「常用時」と呼んでいた。天文時はクラウディオス・プトレマイオスの創始以来、使われ続けてきたが、1925年1月1日からは、天文学でも常用時を用いることになった。詳細は、グリニッジ標準時#天文時の廃止を参照のこと。 ただし、ユリウス日における日の始まりは、1925年以降も正午であることに注意すべきである。
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