ヴュルツブルク聖堂参事会
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「フリッケンハウゼン・アム・マイン」の記事における「ヴュルツブルク聖堂参事会」の解説
こうして1406年にフリッケンハウゼンは1万グルデンで聖堂参事会に売却され、その庇護下に入った。同じ年に市場開催権が与えられた。聖堂参事会は1475年に大規模なワイン醸造所兼貯蔵庫を建造した。さらに15世紀後半には街を取り囲む防壁や塔からなる堂々たる防衛施設を造った。中世の防壁は、ほぼ長方形に街を取り囲み、その全容が現在も保存されている。16世紀には3つの部分(長堂、袖廊、内陣)からなるホール式教会である聖ガルス教区教会やそれに隣接する後期ゴシック様式の町役場が建てられた。 マイン川に面した石灰質の土壌でのブドウ栽培は特に繁栄した。多くの貴族家や聖界領主らがフリッケンハウゼンのワイン醸造所を争うように獲得した。町には見事な木組み建築が建てられ、バロック時代にはいくつかの立派な貴族の邸宅が設けられた。
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