ヴァーツラフ・ネリベルとは? わかりやすく解説

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ヴァーツラフ・ネリベル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/06 07:07 UTC 版)

ヴァーツラフ・ネリベル
Václav Nelhýbel
生誕 (1919-09-24) 1919年9月24日
チェコスロバキアポーランカチェコ語版
死没 (1996-03-22) 1996年3月22日(76歳没)
アメリカ合衆国スクラントン
学歴 プラハ大学
プラハ音楽学校
フライブルク大学
ジャンル クラシック
職業 作曲家

ヴァーツラフ・ネリベルVáclav Nelhýbel, 1919年9月24日1996年3月22日)は、チェコスロバキア出身の、アメリカ合衆国作曲家。学生のための楽曲を多く作曲したことで知られる。

人物・来歴

ネリベルは、ポーランカチェコ語版生まれ。プラハ大学プラハ音楽学校で音楽を学ぶ。

1942年スイスに移住、フライブルク大学で学び、1947年には教鞭をとる。

1957年、アメリカ合衆国に移住し、マサチューセッツ大学ローウェル校、スクラントン大学英語版など、いくつかの学校で教鞭をとった。

曲の多くは、管楽器あるいは吹奏楽向けで、学生演奏者のためにかかれている。非機能的なモードや、汎全音階、及び機械的リズムを多用した。

管楽器・吹奏楽の作品のほかに、3つのバレエ、3つのオペラおよび交響曲を書いている。

主な作品

管弦楽

  • 交響的練習曲(1949)
  • ヴィオラ協奏曲(1962)
  • ヒューストン協奏曲(1966)
  • クラリネット協奏曲(1982)
  • トロンボーン協奏曲(1984)
  • コントラバス協奏曲(1988)
  • 金管五重奏と管弦楽のためのディヴェルティメント
  • バス・トロンボーン協奏曲

吹奏楽

  • トリティコ(1963)
  • シンフォニック・レクイエム(1964)
  • プレリュードとフーガ(1965)
  • 交響的断章(1965)
  • アパッショナート(1966)
  • フェスティーヴォ(1967)
  • 二つの交響的断章(1969)
  • ヤマハ・コンチェルト(1970)
  • アンティフォナーレ~金管六重奏とバンドのための~(1971)
  • コルシカ島の祈り(1971)
  • アゴン(1983)
  • 復活のシンフォニア(1983)
  • 吹奏楽のための序曲(1983)
  • 世の終わりへの行進(1992)

管打楽器アンサンブル

  • コラールと舞曲(1963)

関連項目

脚注

注釈・出典

外部リンク





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