ヴァフ川とは? わかりやすく解説

ヴァフ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 05:34 UTC 版)

ヴァフ川
延長 964 km
平均流量 504 m3/s
流域面積 76,700 km2
水源の標高 -- m
河口・合流先 オビ川
流域 ロシア

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ヴァフ川(ヴァフがわ、英表記: Vakh、ロシア語: Вахハンティ語: Ваӽマンシ語: Ваӄ)はロシアハンティ・マンシ自治管区を流れるで、西シベリアの大河オビ川の右支流である。

長さは964km、流域面積は76,700平方kmで、西シベリア低地東部のオビ川・エニセイ川タズ川の流域が交わるあたりを源流とし、流域一帯に降る雪および雨を集める。西シベリア低地の中央部の人口希薄な湿地帯にあるタイガ(針葉樹林帯)を流れ、ニジネヴァルトフスクの上流15kmほどの地点でオビ川に合流英語版する。合流点付近での川の大きさは幅300m、深さ5mほどに達する。合流点から253km遡った中流にあるロブツィンスコエでの流量は、およそ540m3/s(最小は3月の187m3/sで、最大は雪や氷が解ける6月の1,679m3/s)となる。

主な支流は、右岸にクリニゴル川(Кулынигол)、サブン川(Сабун)、コリキェガン川(Коликъеган)、左岸にボルショイ・メグティギェガン川(Большой Мегтыгъеган)などがある。ヴァフ川本流は、サブン川合流点付近まで(合流点から432km)は航行可能である。支流もコリキェガン川は253km上流まで航行できる。

流域はハンティ人マンシ人が中心であるが、石油の発見後はロシア人が多くなった。特に重要な油田にサモトロル油田などがある。





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