ヴァソウラス系とペトロポリス系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 06:05 UTC 版)
「イザベル・ド・ブラジル」の記事における「ヴァソウラス系とペトロポリス系」の解説
上述の通り、次期ブラジル皇位の推定相続人は、本来であれば長男のペドロ・デ・アルカンタラが継ぐ予定であったが、イザベルは貴賤結婚を理由に認めず、次男のルイス・マリアを指名し、ルイスの死後はその長男のペドロ・エンリケを指名した。しかし、ペドロ・デ・アルカンタラはイザベルの死後にブラジルの新聞で、「私の辞退は多くの理由のため正式なものでなかった。加えて、それは皇位継承辞退ではなかった」と語り、自身のブラジル皇位継承権を主張した。そのため、イザベルの死後からブラジル帝位請求者は、ルイス・マリアとペドロ・エンリケ(ペドロ3世エンリケ)を始祖とする「ヴァソウラス系」とペドロ・デ・アルカンタラ(ペドロ3世)を始祖とする「ペトロポリス系」に分裂した。
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