ヴァイオリンソナタ第37番_(モーツァルト)とは? わかりやすく解説

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ヴァイオリンソナタ第37番 (モーツァルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 15:56 UTC 版)

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ヴァイオリンソナタ第37番 イ長調 K.402(385e)は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した未完のヴァイオリンソナタである。K.55~K.61までの偽作(K.61はヘルマン・フリードリヒ・ラウパッハの作品)を除けば第29番である。

概要

作曲の動機は不明であるが、おそらく妻のコンスタンツェのために作曲したと考えられている。作曲年代は1782年1784年ウィーンであると考えられているがいずれも不明である。

第1楽章がモーツァルト自身の手で完成されており、第2楽章はフーガの中ほどで中断され断片のままであるが、後にマクシミリアン・シュタードラーによって補筆完成された。未完のため現在でも演奏されることがない。

構成

補筆によって完成され、2楽章で構成されている。演奏時間は約6分。

  • 第1楽章 アンダンテ・マ・ウン・ポコ・アジタート
  • 第2楽章 フーガ、アレグロ・モデラート

第1楽章の冒頭の主題は、オペラドン・ジョヴァンニ』第1幕のメヌエットと酷似している。

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