ワーカビリティと施工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 02:44 UTC 版)
「スランプ試験」の記事における「ワーカビリティと施工」の解説
ワーカビリティーの高低は打設対象が建築物なのか、土木構造なのかと対象によって異なる。例えば、ビルなどの建築物は鉄筋が密集していたり、開口部の配置などによる型枠の形状で左右されるため、流動性・作業精度の高いコンクリートが要求される。低すぎると、鉄筋の隙間にコンクリートが回らないことによるジャンカなどの欠陥が発生する。ダムなどの土木工事の場合、鉄筋間隔が十分にあり、強度や重量が必要であることから、水分量が少なく高強度・低スランプのコンクリートが使用される。
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