ワイヤードAND接続
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 11:01 UTC 版)
「ワイヤード論理接続」の記事における「ワイヤードAND接続」の解説
ワイヤードAND接続は、ANDゲートの一種である。この機能を実現するために1つのプルアップ抵抗と1入力毎に1個のダイオードを使用している。 電源から供給される正電圧は、出力Cから離れて行く方向へ向けられる。そして、入力に向かって接続されたダイオードを経由してAとBへ向かう。H(電源電圧と同じあるいはより高い電圧)が全ての入力に適用されたとき、電源電圧は出力へ向かう。ワイヤードANDゲートは、任意の数の入力が可能である。 ダイオードの代わりに複数のTTLゲートのオープンコレクタ出力を結合してもワイヤードANDと同じ機能を実現できる。ワイヤードANDの機能は、TTLゲート出力を共通のコレクタプルアップ抵抗と単純に結合することによって実現できる。 出力Cは、真理値表に従って、入力AとBによって決定される。 ANDゲート真理値表入力出力A B A AND B 0 0 0 0 1 0 1 0 0 1 1 1
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