ワイパー高速浮き上がり
高速走行時、風圧によって作動中のワイパーブレードがガラス表面から浮き上がり、払拭性能が低下する現象。ブレードの浮き上がりを防止する方法として、ブレードの押圧を上げる、ブレードの部材をスリムにして風が当たる面積を少なくする、風圧を利用してブレードをガラス面に押し付けるための羽根を設ける、などが実用化されている。しかし、最近のクルマではワイパー機構全体の剛性を高めるとともに、強力なモーターを使うことなどによって、浮き上がり現象はほとんどみられなくなった。
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