ロバーツポートとは? わかりやすく解説

ロバーツポート【Robertsport】

読み方:ろばーつぽーと

リベリア西部港町シエラレオネとの国境に近い。名称は初代大統領ジョセフロバーツにちなむ。米国から移住した解放奴隷によって建設された。


ロバーツポート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 06:05 UTC 版)

ロバーツポート
ロバーツポート
リベリア内の位置
北緯6度45分 西経11度22分 / 北緯6.750度 西経11.367度 / 6.750; -11.367
リベリア
グランドバッサ郡
政府
 • 市長 James Kiazolu
人口
(2008年)[1]
 • 合計 3,933人

ロバーツポート英語: Robertsport)とは西アフリカリベリアにある町。シエラレオネと国境近くの、グランドケープマウント郡にある同郡の郡庁所在地で[2]、海岸沿いのピソ湖沿いの半島にある。人口は3,933人(2008年国勢調査[1])。初代リベリア大統領ジョセフ・ジェンキンス・ロバーツのロバーツの名を取って名付けられている。

ロバーツポートの海岸はサーフィンで賑わう観光地だったが、1989年以降の内戦の影響で大ダメージを受け、町の多くの建造物などは破壊されてしまった。町のピソ湖は別名フィッシャーマン湖(Fisherman's Lake)などとも呼ばれているが漁業が盛んで、現在、漁業が町の主産業である。

19世紀にアメリカからの解放奴隷(アメリコ・ライベリアン)の入植地の町として発展した。1944年第二次世界大戦中、リベリアは西アフリカにおける連合国の重要な供給地となるが、アメリカはロバーツポートにドイツ軍を撃退する為、アメリカ軍が利用出来る滑走路や港施設など建設した。その後、ロバーツポートの海岸はリベリアのサーフィン地としての観光地となった。

出典

  1. ^ a b 2008 National Population and Housing Census: Preliminary Results” (pdf). Liberia Institute of Statistics and Geo-Information Services. p. 12 (2008年6月). 2025年2月20日閲覧。
  2. ^ Counties of Liberia”. Statoids (2015年6月30日). 2025年2月20日閲覧。

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